展覧会「相即の詩学/山口信博のグラフィック・デザインの仕事」。一枚の紙を折ると、山と谷が同時に生まれる。そのような関係を「而二不二(ににふに)」という。二つであって、二つではない、ということだ。山口信博の仕事は、この相即の関係をとらえることにある。本展は、半世紀におよぶ山口信博のグラフィック・デザインを6つのチャプターに分け、週末ごとにお披露目する。